対馬の浅茅湾が静かに育んだひおうぎ貝は、その貝柱の大きさとプリプリした食感が特徴の知る人ぞ知る、対馬の絶品海の幸です。
そんなひおうぎ貝の生産者である藤島さん夫妻は、毎日、貝の殻掃除に大忙し。
ひおうぎ貝は脱皮しながら生長する為、こまめに殻を掃除しているのです。
愛情を持って手間をかけているからこそ、きれいなピンク色やオレンジ色の貝殻になり、美味しいひおうぎ貝に育ってくれるのです。
ひおうぎ貝(緋扇貝)はイタヤ貝科の2枚貝で帆立貝、イタヤ貝の仲間です。本州中部以南の水深約10メートルの岩礁地に生息しており、特に美津島町の浅茅湾には多く生息ています。
名前の由来は、貝の色が檜(ヒノキ)の板を扇形に並べて乾燥させるのによく似ているからとも、優美な扇に似ているからともいわれており、由来通り鮮やかな貝殻の色が目をひきます。
これは天然の貝自身が作り出す色で、個体によって明るい黄色やオレンジ、紫や赤などがあります。
ひおうぎ貝は熱湯を少しかけるだけで口を開けますので、貝柱だけ取り出して塩をつけてそのまま刺身でいただくことができます。
(そのままでも食せますが、甘味が強いため、塩で少し味を引き締めるのがおすすめです!)
焼いて食べる場合は、バター焼きが絶品!
とろけるチーズをのせてイタリアン風にしても美味しい!お子さんにも人気の食べ方です。
ひおうぎの煮つけも、対馬ではよく食べられる名物料理です。貝殻ごとさっと茹で、身をへたごと取り出し、砂糖・醤油・みりんで味付けをします。
他にも、貝柱を使った炊き込みご飯も絶品ですよ。
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